2014年12月24日

1年の締めくくり? わらじの会のクリスマス。

 昨日は、「わらじの会」の三大イベントの一つ、クリスマス会が行われました。

 活動の場が拡がってきたせいか、年々、新しいメンバーが加わる中で、「久しぶり!」の方のお顔も。

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 「手話で歌おう」は、今年らしく「ありのままで」。なかなかむずかしく、途中で手が動かなくなる人もチラホラ。

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 毎年、世田谷から来て下さる「ユニークバンド」の演奏には、わらじの仲間も手に手に音の出るものをもって加わってます。肉声で歌う人も。
 参加者が多く、テーブルの数も増えて、車椅子のはじけたダンスをする場所が狭くなっているのも痛し痒し−。

 一品持ち寄りのご馳走も、一昔前の「煮物系」、「五目寿司やおこわ」、「天麩羅」、「漬け物」といった類が少なくなってる! ここでも世代交代?

 クリスマス会が終わると、いよいよ年の瀬の実感が濃くなるのです。

posted by ふくろう at 19:27| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月21日

鳥たちの朝

 このところ、日常雑感的な書き込みはface bookでばかり行っていました。
 今日はブログにも。

 朝、目の前を数十羽の目白が飛んでいきました。以前は熟柿を置いた餌台を置いたいたのですが、すぐに鵯が飛んできて、食べ散らかしていき、目白は仕方なく土の上の食い散らかした残りを食べていたのですが、我が家のハンター猫が狙うため、これは猫の餌台のようだと、止めてしまったのです。
 なので、我が家には、金木犀にちょっと止まり、ネズミ餅にちょっと止まる、通過点でしかないようです。

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 一羽だけ、見張りをするように、お隣の花水木に止まって辺りを見回していました。

 どうやらお隣の柿の木の柿の実をついばんでいたところ、鵯に追われたようですね。

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 鵯はそれだけでも満足せず、我が家の蝋梅の蜜も吸いにきたのですが、相変わらずマナー知らず。

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 お願いだから、正月まで花を残していってほしいものです。

 このところ、ご近所の大木に、目白と鵯だけでなく、夏場にしか集まっていない椋鳥も群でやってきているようで、朝は小鳥たちの鳴き声が交叉しています。その上に今朝は、おなじみの「ジュビジュビ ジェー」、尾長までやってきて柿の実を食べています。

 かと思うと。

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 昨日から、裏のマンションの屋上に止まっている青鷺。どうしたんでしょう。

 なんだかいつになく、いろんな鳥たちが訪れているような気がします。




posted by ふくろう at 14:50| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月20日

子どもの命を大切にしないで、少子化対策

 12月19日、「原発事故子ども・被災者支援法推進自治体議員連盟」が主催する「子ども・被災者支援法」関連の来年度予算の関係各省庁のヒアリングに参加しました。

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 ものすごく変形の写真。
 復興庁から7人、環境省から7人、厚生労働省から20人、文部科学省から7人−。これだけ、多分総選挙で遅れている予算編成もタイトなスケジュールになっている中で、お忙しい担当の方々がお出ましにならなくても、と思うのですが、何しろ縦割行政。
 各施策毎に担当官が説明しなければならないようです。
 それにしては、大半が2014年度の継続事業。しかも内容は既存事業と福島再生特措法の政策施策パッケージで、前回でも参加者から「なぜ超党派の国会議員で作り上げた子ども・被災者支援法の骨格を生かした施策が提起されないのか」と指摘されていたように、支援法とは関係ないようなものが並んでいます。
 唯一子ども・被災者支援法らしい事業としてあげられるのが、「自然体験・交流活動支援事業」は昨年と同額の3億円の要求額となったくらいでしょうか。
 住宅支援については復興庁の説明に「公営住宅建設」があったが、肝心の国交省が参加しておらず、借上げ住宅の件についても、1年刻みの延長、延長ではなく、避難している方々が安心して地域に住み続けて生活を立て直すことのできる施策については、未だに明確な方針は示されていません。
 支援法の中で最重要課題とするべき、子どもたちへの健康被害についての対策でも、被災3県の子ども支援として設置された「被災者に対する健康・生活支援に関するタスクフォース」を金科玉条のように掲げ、原発事故の影響を受けているだろう子どもの健康に関する対策は「線量測定」や「除染」そして「健康不安対策」というもの。
 いわく、「県民健康調査に不随する調査及び研究事業を支援して,』住民の健康確保の不安の解消をはかるための事業に対する費用を交付」するというもの。これに関しては,説明後、「放射線被ばくによる健康不安対策事業」という名称から「不安」を削除してすっきり「健康対策事業」とすべき、という声があがり、参加者一同、「異議無し!」の声。
 大体、健康増進事業として一般的な健診や健康相談などを実施する事業を1枚のペーパーとして示したり、がん対策として大腸がんや子宮頸がん、乳がんなどの受診率の向上をこれまた1枚のペーパーとして潜り込ませたりするというのは「子ども被災者支援法」の趣旨を、この方々は本当に理解しているのか、信じがたい思いがします。
 実は、前日に開かれた「第14回東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」(座長=長瀧重信氏)が、すべての一般傍聴者を排除して行われ、中間報告を出したのです。そのことについて、「傍聴者を排除するとは、民主的ではない、情報公開にも反した、信じ難い状態。自治体議連として厳重に抗議する」と、佐藤和良自治体議連共同代表が環境省に抗議しました。
 このような進め方こそ、健康被害を明るみにだそうとしない、あるいはなかったことにしたい、という姿勢の現れのように思われます。
 何年後かにもしかしたら子どもたちに現れるかもしれない健康被害を少しでも防ぐために、今何をしなければいけないのか、それを徹底的に調べ、実行すべきとき、という緊張感が、担当省庁にはあるのでしょうか。

 それにしても、今回立ち合って下さったのは、社民党の福島みずほさんお一人でした。超党派でこの法律を提出した国会議員の皆さんに、「仏つくって魂入れず」という状態にならないよう、もう一度奮起していただくよう、働きかけていかなければ、と思いました。
posted by ふくろう at 18:22| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月14日

14日から始まる。始めなければ

 昨日の夜は、神保町の日本教育会館で開かれた「土井たか子さん、ありがとう! 思いを引き継ぐ集い」に参加しました。

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 呼びかけ人を代表しての福島みずほさんが挨拶。

 開式前に、茨城のり子さんの「私が一番きれいだったとき」の詩に、吉岡しげ美さんが曲を付け、吉岡さん自身がピアノの弾き語りが流れ、そこに土井さんの詩の朗読とこの曲に対しての土井さんの思いが語られる肉声が流れていました。
 「土井たか子を支える会」の集会だったでしょうか。「女性と政治スクール」の最終回だったでしょうか。私はこの場面を思い出していました。
 このブログでも記しましたが、あれから20年近くの時が流れ、「山が動いた」ように思えたあの心震える政治の流れが、いつしか消え去ってしまったような現在の政治状況。
 追悼の言葉で、佐信さんが語っていたのだったでしょうか。
 土井さんが当時の社会党の初の女性党首となるころに与党から提案されていた「国家機密法」、そして当時の中曽根内閣から提案されていた「売上税」に対する国会での土井さんの舌鋒鋭い追及と反対。そして廃案に持ち込みました。当時と今の政治状況が酷似しているにも関わらず、土井さんはいない、と。

 どなたの偲ぶ言葉も、心にずしりと感じるものでした。

 最後となった落合恵子さん。土井さんがよく唱われていた「MY WAY」を探したのだけれど、男性歌手のものばかりであったと−。それで、と「明日へ架ける橋」を流しながら、自らの訳詞を朗読しました。
 結びに、「女たちよ。帆をあげるときだ。
どうしようもなく、心が寒いときは、私があなたの行く手を照らす明かりになる」と。
 それが土井さんが私たちに架けて下さった橋なのだと。だから私たちは、14日以降、また、明日のために立ち上がっていこうと。
posted by ふくろう at 00:06| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月13日

経済は人を幸せにするために、刑法は人を罰するためにあるのではなく刑罰を通して国民が安心して生活するためにある

 昨日は、「福島原発告訴団」の「検察は起訴すべきである 12.12東京地検行動」に参加しました。

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 地検前行動に先だって行われた院内集会、会場となった参議院議員会館の会議室は、定員100名がすでに満席で、予備として用意したもう一つの会議室も、椅子に座れない人が出るほど、たくさんの人々が詰めかけました。何といっても、昨年の9月に東京地検地裁の「不起訴」という決定を受けて告訴団が審査を申し立てた東京第5検察審査会で、「起訴相当」とした議決書が公表されたことによって、希望の光が見えてきたことが大きな力になっています。

 「検察は、起訴すべきである」と題した海渡雄一弁護士の司会による 古川元晴さん(元京都地検検事正、元内閣法制局参事官)と船山泰範さん(日大法学部教授)の対談は、とても判りやすく、改めて司法に今求められているものなのは何なのか、深く考えさせてくれるものでした。

 船山さんは、上申書の新事実によって「具体的予見可能性でも起訴は可能だ」と指摘して、標記に引用させていただいた「刑法は何のためにあるのか。刑罰を通して、国民が安心して生活するために刑法がある」と話しました。
 現在の刑法学会が世の中とずれているところがあって、たとえば花火大会で前年もケガ人が出ていたにも関わらず死傷者が出た事故では、それを回避する義務があるという結果回避説≠とることによって裁くことは可能、と解説。
 古川さんは、「今まで敗訴となっていたのは具体的予見可能説≠ノ則っていたからで、津波予測はあってもその津波は確率上起こり得ないから想定外であった、と断じていたから」、「しかし、危険が業務を遂行している事業者は、合理的な根拠のある一般の常識としてある不安感に対して高度な注意義務を払わなければならないという危惧感説≠ノよって刑事責任が問えることを指摘しました。
 船山さんがあげられた上申書の新事実というのは、本当に衝撃的なもので、それについては、上申書をまとめた海渡雄一さんから報告がありました。上申書の全文は,以下にあります。
https://drive.google.com/file/d/0B6V4ZwGwBEaxVkVtTFJ1SFV5WlU/view
 今まで東電側が「想定外」としていた津波被害について、2010年3月に原子力保安院の審議官が原子力発電安全震災課長等に送ったメールが明らかになったことです。それは、過去最大の津波から想定される15.7m
の問題に議論が発展すると「評価にかなりの時間を要する可能性が高く、また結果的に対策が必要になる可能性も十二分にある」とご注進しているものでした。
 それを受けて審議官と東電役員の間で津波対策を先延ばしする協議が行われ、3.11を迎えてしまったのです。
 つまり東電側が柏崎刈羽原発が停止して赤字が生じていることから、過大な経費を必要とする津波対策を後回しにした、という事業者の利益を優先してしまったことが、あの苛酷事故の原因であったことから、事業者の刑事責任を問わないというのは、司法として許されない判断だということが明確になってきたといえるはずです。
 人の命よりも事業者の利益を優先したのは、「経済は人間を幸せにするためにある」という法人事業者としてのモラルさえ忘れた行為と言えないでしょうか。

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 午後2時から、東京地検包囲行動が行われました。東京地検は再捜査期間を、来年2月2日まで3カ月間延長しており、約250人の人々が東京地検が厳正な再捜査を行い、起訴するように声をあげました。

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 次いで場所を内幸町の東京電力本社前に移し、「サブドレイン汚染地下水の海洋放出計画の中止を求める要望書」を提出しました。
 原子力建屋、タービン建屋周辺の高濃度放射性物質汚染水については、多くの識者が不可能な策としていたにも関わらず行った地下水の流入を防ぐための凍土遮水壁の効果が上がらず、次の手として打たれたコンクリート壁も未だに機能せず、制御の目処が立たないまま、東電は放射性核種をできるだけ除去して海洋放出する計画を進めています。これ以上、海洋に汚染水を放出することがどんな事態を引き起こすのかは明白なはずです。
 さて、どのような回答がでるのでしょうか。

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 永田町から霞ヶ関、そして内幸町へと移動する道々、公孫樹の並木は黄葉も盛りを過ぎ、歩道を埋める落ち葉に秋から冬への季節の移ろいを感じた半日でした。



posted by ふくろう at 20:41| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月09日

人間関係を巡る問題解決のための一手法「修復的対話」フォーラムに参加

 12月6日に参加した「ロールプレイで体験する修復敵対話フォーラム」は、修復的対話を実践している(もしくは実践しようとしている)「NPO法人修復的対話フォーラム」、「NPO法人被害者加害者対話の会運営センター」、「高齢者虐待を未然に防ぐRJ実践研究会」の三団体の共催でした。

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 会場は100人に迫る参加者の熱気であふれていました。
 日本社会事業大学の山下英三郎名誉教授が理事長をされている「修復的対話フォーラム」は、主として子どもたちのいじめ問題について、対話による関係修復によって解決する実践をされています。
 山田由紀子弁護士が理事長をされている「被害者加害者対話の会運営センター」は、名称から分かるように、非行や犯罪といった問題へのアプローチをされています。
 そして私の所属している「高齢者虐待予防を未然に防ぐRJ実践研究会」は、高齢者に関わる人間関係のトラブル解決をはかろうとしています。
 山下先生が冒頭で話されていましたが、このように「修復的対話」という方法は年齢に関係なく、幅広い人間関係のトラブル解決に役立つ可能性があり、そのことによって、だれもが排除されることのない地域をつくっていくことにつながる可能性があると考えられます。
 トラブルを抱えてしまった人間関係の修復というのはハードルが高いのですが、人間関係の再構築、と考えると、アプローチの仕方はハードルが下がるような気もします。
 午後は、三つのテーマごとに分かれてのコンファレンスやロールプレーなどが行われました。私の高齢者虐待チームでは、今まで体験したロールプレイが行われましたが、参加者が異なることで、またちがった展開があり、奧の深さを感じました。
 まだまだ実践に至るスキルは身についていないので、これからも研鑽していきたいと、改めて感じました。
posted by ふくろう at 12:37| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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