アイスランドで女性が立ち上がった「レッドストッキング運動」に思いを重ねるとともに、「集団的自衛権容認」に突き進もうとしている阿倍政権にレッドカードをつきつける、という思いを重ねて,何か一つでも赤い色を身について参加、という集会です。
「女の平和」実行委員会という様々な女性たちの集まりによって急遽実行が決まった行動ですが、結果として国会を二重に取り囲むことができる6000人を上回り、7000人近い人たちの参加があったとの報告がありました。
国会正門前だけでなく−。
長い赤い人々の列が続きました。
ちなみに、アイスランドのレッドストッキング運動≠ニいうのは、以下のようなものです。
アイスランドでは、1970年「レッド・ストッキング」という古い因習を打ち破る運動が始まりました。そして、1975年10月24日、アイスランドの女性たちの90%が休暇をとり、家事を放棄して、女性の役割がいかに重要なのかということを訴え、大統領府前の中央広場を女性たちで埋め尽くす歴史的な大集会を開きました。
このような運動によって男女平等を勝ち取っていったアイスランドで、1980年には民選で世界最初の女性大統領が誕生しました。
このヴィグディス・フィンボガドゥティル大統領は、1986年、レーガン•ゴルバチョフ両大統領による初の直接平和会談、いわゆるレイキャヴィーク会談を主宰しました。
この史実に倣い、平和を熱望する女たちの思いを「赤」で表現した午後でした。