2015年07月16日

心強い、若者たちの「自分たちの手で民主主義を取り戻す!」

 昨日は、皆から「戦争法案」と呼ばれている「安保法制」特別委員会の強行採決抗議集会に、昼の部から参加。「総がかり行動」の集会は18時半からなのですが、日中の行動は、参加できる人が限られているだろうからと思い、昼の部からの参加にしたものです。真夏日とされていましたが、幸いなことに、国会周辺は街路樹が多く、木陰に座っていると時折吹く風が心地よく、暑さをさほど感じずにすみます。
 仲間はまだ来ていないだろうと思ったところ、偶然、越谷の知人に会え、また、隣近所に座る見ず知らずの方とも話しがはずんで、昼の部の集会から座り込み、そして16時半からの夕方の集会と、時間が流れていきます。
 その間、帰る方もいたり、詰めかける人あり、徐々に参加者はふえていきます。強行採決のニュースが報道されると、これは黙っていられない、と駆け付ける方が多いという印象です。
 
 国会正門前は封鎖され、人っ子一人寄せ付けない警備ぶり。警察も今までよりも参加者が増えることをみこしてか、車道側に入念にバリケードを設置し始めました。

 夜の集会が始まる30分ほど前からは、続々と人が詰めかけ初め、すでに正門前の歩道は、新たに参加する人たちがすいているエリアに移動するのもスムーズにはいかなくなってきました。

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 集会が始まると、次々とスピーチする野党の党首に、周囲には「野党は一枚岩になって頑張れ」、「党派にこだわってる場合じゃない」とつっこむ人たちもいます。数を頼みにして強行採決する与党に対してだけでなく、多数の国民の思いが届かない国会に対するいらだちを感じます。もちろん、このような状況にしたのは有権者一人ひとりの選択、投票行動の結果であったことを、あらためてきちんと受け止めていかなければならないでしょう。
 「今日は終わりではない、今日がスタート」
 スピーチの中にもそんな呼びかけがありました。
 「民主主義が死んだ日」とする人もありましたが、私は若い人たちの「これから自分たちの手で民主主義を取り戻す」というに共感しました。

 国政選挙は私たちの手に届かないところにありそうな気がしますが、決して手の届かないままであってはならりません。次の国政選挙では有権者一人ひとりが当事者として関われるものにするためのうねりをつくっていかないと、日本は民主主義国家たりえないと思いながら、集会終了少し前に、霞ヶ関の駅の方向に移動していきました。

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 すでに参加者は2万人を超えていそうですが、霞ヶ関の国会前の信号でも、新たな参加者が続々と詰めかけています。国会議事堂前駅や永田町駅からもきっと、たくさんの人たちが詰めかけているのでしょう。
 国会前の歩道では、「車道を開放しろ」という声が次々に起こっていました。脱原発の第1回目の官邸前行動のように、バリケードを除いて車道に参加者が流れるようにしないと、ケガ人が出そう、と思っていたら、後半はそうなったようですね。
 10万人と言われる人々、そして、今日話した人たちのように、「来たくてもこれない人たちのためにも自分が」という人もたくさんいることを考えると、ここからなにかが始まる、と確信して7時半からの若者たち主宰の集会に心ひかれながら、駅に向かいました。




 
posted by ふくろう at 15:54| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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