2008年12月22日

新しい出逢い、新しい発見

 このところ,暗いニュースばかり。メーリングリスト上でも、派遣労働者の解雇問題等、では一市民として、地方議会議員として、何ができるのか、悩むことの多いメールが行き交っています。

 しかし、昨日は久しぶりにさわやかになりました。 以前、このブログでも取り上げた、Yさん。
 お母さんを亡くされ、お父さんと二人で、昔から関わりの深い「わらじの会」に近い武里団地に引っ越されて1年ほど、今年の8月末にお父さんがあっという間に他界され、重度の障害を持ちながら,一人暮らしをすることになりました。

 それから三ヶ月半、通所施設に通う平日は3交替で、土日、祝日は4交替で、ケアシステム「わら細工」を中心に、有償ボランティアでYさんの暮らしを支える日々も、なんとなく落ち着いてきました。

 その間、Yさんはみるみる変わってきました。
 「世帯主としての貫禄が出てきた」、「意思表示がはっきりしてきた」

 私も、どうしても介助者がいないときにローテーションに入っていますが、「へえ、Yさんってこんなことできたんが」と新しい発見があります。

 昨日は,三歳のお嬢さんと一緒に泊まり介助に入っていた若いママKさんとのやりとり。
 「はい、牛乳、自分で入れてください」ーKさん。
 (そうなんだよね、できることは自分でだよね)―私。
 「はい、しまってーKさん。」
 (そうか、そこまでできるんだ)―私。
 その後です。面倒くさそうにいい加減に入れたYさん。すかさず、チェックされ、「ちゃんとしまってください」と言われたとたん、バタンと扉を閉めようとして、Kさんの手が扉にはさまれそうになり、「痛いです」と抗議を受けていました。

 こんなやりとりっていいな、とつくづく思います。

 ご両親は決して過保護にしていたわけではないでしょうが、生まれたときからYさんと一緒なのですから、そこは以心伝心、Yさんが言葉にしなくても、思いは伝わったでのしょう。
 そして古くからYさんとつきあってきたみんなにも、なんとなく既成概念で見てしまっているところがあります。
 それが,新しい介助者との出逢いによって,新たなYさん神話が生まれてくるのです。
 
 こんな地域の支え合いが、もっともっと広がるといいな、と思っています。
 
posted by ふくろう at 13:52| 埼玉 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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