その中で、執行部から、1月に春日部駅構内通り抜け実証実験が行われるとの報告がありました。
いやあ、議会で何度も「通行証を使って駅構内の東西通り抜けができるように」と求めてきただけに、万感の思いではありますが−。
今回の実証実験は、あくまでも「春日部駅付近連続立体交差事業の東西自由通路の有効性、利用目的などを検証するもの」とのことです。これってちょっと変ですよね。だって、春日部駅付近を連続立体交差にしたら、当然のことながら、東西自由通路をつくるに決まっているでしょう。自由通路ができなかったら、立体交差化の意味がありませんしね。
それに、「人の流れを見る」といったって、現在の通路しか通れないわけだから、どこに自由通路を設けたらいいか、などの参考にはならないし−。
というわけで勝手に、立体交差化事業が完成するまで,通行証を使って東西通り抜けをすることで、問題が発生しないかどうかの実証実験、と一人で決めつけています。
今回は、事前に申し込んだモニター200名対象の実験となります。
モニター募集は「広報かすかべ」12月号、及びホームページでお知らせすることになります。どうかどうか、1か月の間におよそ10回程度は東口と西口を行き来するというかた、応募してください。
私は定員の200人に達しなかったときには応募してみようと思っています。
今回は徒歩のみ有効で、私のように自転車を使っている身は駅構内を通り抜けできません。何しろ、重い荷物をくくりつけて、富士見の地下道を通るあのしんどさ、それからは当分、解放されないようです。
もう一つ、本日は「地域公共交通活性化計画」について、都市計画担当と意見交換しました。
???の連発ですが、春バスについては何とか見直してほしい、新しい公共交通機関の検討と合わせて考えてほしい、と思っているのですが、今のまま、春バスについては見直しの時期に当たっているので、春バスだけ切りとって先行したい、ということでいいのでしょうか。
せっかく、未来に向けて,新たな計画を立てるのに、過去を引きずったままではもったいない、と思うのですが、果たしてこの壁は破れるでしょうか。
「あとは一般質問で」ということにしましたが、パブリックコメントを募集する際には,是非是非皆さん、意見をお寄せください。
私は、新しい公共交通の手段として脚光を浴びている「デマンド交通」について、さらに全国の事例を学ぶため、明日から2日間、鳥羽でひらかれる「オンデマンド交通カンファレンス」に参加してきます。都市計画課の職員も誘ってみたのですが、そのゆとりはないとのことで、非常に残念です。