実は剪定枝をチップ化したものは、一度、汚水処理の沈殿物を混ぜて堆肥化をはかったのですが、匂いの問題などあって頓挫し、現在はチップの姿で、欲しい方に分けているようです。
うーん、このチップでEM菌を使ったら、いい堆肥になりそうですが、そこまでやる人はあまりいないでしょうね。
ちなみに、長女の嫁ぎ先は、川越といっても所沢市と富士見市(ふじみ野市?)に接している、いわゆる三富新田といわれる地域のはしっこで、どこの農家も屋敷林の落ち葉を堆肥にして土をつくっています。
川越市では、この屋敷林が相続のときに手放されるのを防ぐため、買い上げ(もしかしたら国の特別緑地保全地区制度を利用しているのかも知れません)て、「ふるさとの森」を整備しているのですが、その散歩道にはチップを敷き詰めています。春日部市では、そんな使い道のできる場所はないかなー。
本日の一般質問では、ゴミ減量化の1つとして、生ゴミ堆肥化を研究してほしい、と質問し、「他市の例を研究する」との答弁があったので、近い将来、このチップも日の目を見るかも知れません。
☆楽しく資源化に取り組みたいものです
ゴミ問題のもう1つは、紙類の分別収集です。
分別に迷って、ついつい可燃ゴミに回してしまう紙ゴミですが、封筒だってハガキだって、いろんな雑紙がきちんと分別しさえすれば、資源になります。資源化すれば春日部市の人口24万人の古紙で、どのくらいの立木が救われることでしょう。
因みに可燃ゴミの中では、約47%が生ゴミ、紙ゴミはそれに次いで27%を占めてるんですよ。
楽しく資源化できるように、たとえば紙の分別のややこしさを逆手にとって、小学校でクイズ形式で学校から出る紙ゴミの分別ごっこをしてみてはどうでしょう。それを家庭に持ち帰ってやってもらうのです。
今回は、1回目の質問に対する答弁が、とても懇切ていねいだったので、そんな提案しかできませんでしたが、紙がどんな風に資源化されるのか、その理屈を分かりやすく知らせてもらえれば、あ、だからこれはこんな風に出せばいいのか、これは可燃ゴミにした方がいいのか、納得できるように思うのです。
この問題については、また改めて、質問したいと思います。
☆春日部市の貴重な自然を守っていきたいものです
環境問題のもう1つは、今年度から行われている、「自然環境分布調査」です。
この調査によって、春日部市にもずいぶん、貴重な生態系が残っていることが分かってきたようです。是非是非、これを守ってまちづくりに生かしてほしいという観点からの質問です。
公共工事の際や、街路樹の選定などに生かしていきながら、失われた緑の復元も図っていく、という答弁がありました。
規模は小さくても、身近なところに豊かな自然環境がある、そんなまちにしたいものです。
今回は、「地域公共交通総合連携計画」に力を注いだので、環境問題についてはさらりとふれてしまいましたが、取り上げてみると、かなり大事な問題なので、あらためて取り上げていきます。
さてさて、肝腎の「地域公共交通総合連携計画」ですが、また頭に血がのぼっているので、あらためて整理して報告します。是非是非、来週になったら、技家の録画中継もアップされるでしょうから、一度ご覧いただければうれしいと思ってます。
楽しい話で締めくくって後味をよくしたい!
川鍋議員の、来年度の予算編成についての質問の中で、基本方針として、
「将来に大きな負担を残さないようにするために、公債費の上限を設定する」
との答弁がありました。やっとこの方針が! 何度もそのことを求めてきただけにこれは嬉しい答弁です。是非是非、守ってください。