式典の模様です。
またまた、デジカメの充電を忘れて、撮れたのはこれ一枚。新校舎のあれこれをご紹介しようと思っていたのに残念!
今回から、写真はphotoshopではなく、iphotoで画像処理しているので、さて、どんな画像となっているのか、ドキドキです。
東中学校の旧校舎は、市内で最も古く、昭和37年度と38年度に建てられました。築50年近く。近年では、外壁のコンクリート片が崩落したり、危険な校舎として、平成14年から改築計画が持ち上がっていたのですが、春日部市の財政状況故にのびのびとなり、市内の学校の耐震補強工事のメドがたってきた平成21年からやっと、改築計画の策定に着手したという経緯があります。
もちろん、新校舎は気持ちよく、新しい観点から、中庭をパティオとして集会が開けるようにしたり、特別教室も充実しています。
何よりも、最近の環境に優しく、省エネギーな建物、ということで、校舎内は木をふんだんに使い、太陽光発電はおろか、冷暖房に地中熱も利用しています。
軟式野球で全国優勝したり、吹奏楽でも優秀な成績をおさめているなど、生徒たちが活躍している東中学校、新しい建物で、さらに活躍が期待されます。
さて、では、市内の小中学校は、というと、耐震補強工事とと併せて大規模回収が行われ、ずいぶん、きれいになった校舎も目につくようになりましたが、それでも徐々に老朽化の道を辿っています。
さる新年会で、市長は、「昨年の総選挙で自民党が政権に返り咲いたことによって、国と県と市がともに手を携えてまちづくりを進める、という本来の形に戻った。春日部は今年は元気になる」と(記憶で書いていますので、正確ではありません)、とてもうれしそうですが、ぜひとも、国や県の方針、あるいは補助事業に頼るだけでなく、春日部市の中での取り組みの優先順位を間違わずに選択して進めていただきたいものと思ってしまうのは、私だけでしょうか。
そういう意味で、議会もさらなるチェックが必要となることでしょう。