この研修所の運営は自治たからくじの売上げの一部で賄われていて、一時「事業仕分け」の対象となったこともありますが、ここで行われる研修は、自治体議員や職員にとって,学びたいこと、知りたいことをタイムリーに企画してくれるので、非常にありがたいものです。なによりも、交通費はちょっとかさみますが、1泊2日の研修で、受講料も宿泊費も食事代も全部合わせて7200円というのも助かります。
議員研修は、政務調査費を充てることができることからか、参加費だけで1万円、2万円というのがざらなのです。
今回は「自治体決算を考える」というテーマ。内容が「決算審査の新しいアプローチ」として、行政評価をいかに決算審査に生かしていくか、さらに、公会計改革とつなげていくのか、というものでしたので、早速申し込みました。
実は、会派の3人で申し込んだのですが、申し込み多数のため抽選となり、結果、私一人の参加となったのが残念です。
定員80名(申し込みは200名以上だったとか)、全国各地から集まった議員でホールは一杯です。
なぜ、決算審査が重要なのか、議会の最も重要な役割は、「財政民主主義に照らし合わせて,予算を議決し、決算を認定すること」、「予算の議決は行政の執行する事業に対する事前の統制」であり、「決算の認定は、議会の事前の統制が誠実に遂行されているかどうかをみること」と,講師の稲沢克祐先生(関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科・教授)は冒頭に切り出しました。
「決算の結果をみて、次年度の予算を審議する、つまり予算ー執行ー決算、という一連の予算循環をみていくことが大事」と。
私もそのような思いで決算審査に臨んできたつもりですが、どうしても切り込みが不十分であると感じてきました。
今回の研修で、先進自治体の行政評価表やバランスシートをモデルに、そこに示されている財政運営のより具体的な内容の読み解き方を教えていただき、早速次の決算審査から役立てなければ、と思いました。
次から次と繰り出される「魔法の言葉」。一々ノートにメモする暇もなく、資料のスペースにぎっしり書き込みましたが、忘れないうちにきちんと復習していかなければ、と思っています。
14年もたってまだまだ勉強しなければならないことばかり、と改めて思っています。



