2013年11月01日

総務委員会視察2日目は、仙台市のシティセールスについてでした

 視察2日目の仙台市。
 「杜の都」として、はたまた東北地方の中心都市として、政令指定都市の仙台でもシティセールスとは? という素朴な疑問がありました。

 「仙台市シティセールス戦略プラン」の冒頭にも「都市の活力や市民生活は、自然、歴史、人材、企業をはじめ、さまざまな資源によって支えられています。仙台はこれらの資源に恵まれた都市のひとつといっていいでしょう」
 と堂々と書かれています。

 しかしそれだけに、新たな資源を獲得しようという切実感がなかったと反省し、地域経済が厳しくなり、人口の社会移動が縮小基調に転じている時代だからこそ、新たな資源の獲得が重要な課題なのだという認識から、都市経営的な観点から「シティセールス」を政策の重点に据えたとのことです。

 平成16年に基本戦略と、それを実現するための行動案を策定し、
・交流人口の増加
・成長分野産業の誘致・体内当市の促進
・高次な技術やノウハウの蓄積
・人的資源の獲得・活用
 の4つの目標に向かって取り組み、ネットワーク型の行動によって、体制づくりを進めたきたとのことです。

 このネットワーク型というのがすごいと思いました。
 組織やジャンルにとらわれず、他の都市や機関、あるいは市民団体やNPOなどとの連携、産業経済や観光・学術文化・スポーツなどとの連携によって、「面的セールス」から「立体的セールス」へつなげていこうというものです。

 具体的な取組みについては、あまりにもたくさんあり書き切れませんが、その取組み後、すでに平成19年には、市役所の職員全体がそのコンセプトを共有でき「オール仙台」としてのシティセールス体制が整ったことから、その後は、各課が本来業務を遂行する過程の中で、常にシティセールスの観点で取り組む、という体制となり、現在は、シティセールスに特化しているのは、「観光交流課」と「経済局の国際プロモーション課」の2課とのことでした。

 現在、仙台市では、地下鉄南北線の完成後、さらに東西線の建設を進めていますが、その東西線の整備のなかでも、東西線をフル活用し、それぞれの駅毎に地域の特徴を見つけ、際立たせ、活力のあるまちづくりを使用との取組が進められているとのことでした。

 春日部市でも重点施策とされている「シティセールス」、規模こそ違え、参考になる点が多々ありました。
 何よりも「シティ戦略」は庁内だけで策定し、その策定の過程で意識の共有が図れたことが最大の効果であった、というお話が印象に残りました。
posted by ふくろう at 19:29| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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