昨日は、北浦和で開かれた「2013さよなら原発埼玉県民集会」に参加しました。
すでに96歳になられた肥田舜太郎さんは、福島の子どもたちの甲状腺腫瘍を「切除したからもう心配はない」とすることに警告をならし、さらに福島の子どもたちだけでなく、関東も含む広い範囲で健康被害が認められている事実が報道されないことに対して憤り、「広島・長崎」の低線量被曝の健康被害者をたくさん診療した体験から、「日本国中、どこに住んでいても、福島原発事故による被曝には注意を払って生き続けなければならない」と注意喚起し、「もう一度原発事故が起こったら日本は滅びる.今大きな棄権にさらされているこの日本を、孫や子孫のために安心して生まれ、育つことのできる国にしなければいけない、と熱弁をふるわれました。
埼玉原爆被害者協議会会長の田中さんは「原子力の怖さを我々は知らなすぎた。原子力は人類と共存できず、人間の力でコントロールではない」と原子力発電所の全廃を訴え、続くルポライターの鎌田慧さんは「全力を尽くして原発を停める運動をさらに強めよう」とアピール。
3500人の参加者と共にデモ行進しようと思っていたのですが、先週は連日駅頭での「特定秘密保護法反対」のチラシ配り、デモへの参加と、体は限界に近いのか、集会の間に腰の痛みが出てきたため、参加しませんでした。
この間の行動の中、どこでも紅葉は美しく、そして街はクリスマスイルミネーションで輝いており、そんな中で訴える「脱原発」、「特定秘密保護法葉廃案へ」。こんなことをしなくてもいい季節を、来年は迎えることができますよう。



