昨夜は、今年一番に大きい満月「スーパームーン」だったようです。
どんより曇っていた空、雲の切れ間から顔をのぞかせた月は、残念ながら期待したほど大きくもなく、輝いてもいませんでした。8月に期待しましょう。
ここ数週間、都議会のセクハラヤジ問題、それがちょっと沈静化したかに見えたときに明るみに出た兵庫県議の政治活動費の不明朗な使い途と、地方議会についてマイナスイメージの報道が続きました。
正直言って、兵庫県議の問題は、今どきこんな政治活動費の終始報告を許している議会があるのが驚きでした。地方議会に対する批判の声が大きくなり、「議会不要論」まで飛び交う中、議会は説明責任を果たさなければいけないというのはある程度の共通理解になっていたはずです。
とくに税金を使うことになる「政治活動費」については、領収書の添付、市外の視察・研修に関しては、旅程も含めてのスケジュールと報告書の添付は必須になっているものと思っていました。
春日部市議会の場合は、職員の旅費規程に準じて旅費が支払われます。いつも、もう少し合理的にしてほしいと思う点がないわけではなく、例えば東海道新幹線に乗るために東京駅に行くには、北千住から日暮里に出て、そこから山の手線、というのが最安のコースなのでそれで計算されます。
もちろん、実際には上野か秋葉原で乗り換えなければ、朝のラッシュ時などはかなり厳しいので,差額の数十円は自己負担して多めに見てもらっています。
もう一つのヤジ問題についてもっとも説得力があったのは、本日の「報道2001」で、鳥取県知事と総務大臣を歴任された片山義博さんの、「議会が議論することろではなく、議員が登壇する学芸会のようになっていて、緊張感がなくなっているからではないか」という意味のことをおっしゃった発言でした。
私も議員になって驚いたのは、「議論をする機会がない」ということでした。常に執行部に対して質疑もしくは質問し、答弁を得る、という形でしかない状況で、なんとか議論したいと、質問に立つ際には1回目の質問原稿だけは書いて、あとは自分なりのシナリオは作っておくけれど、答弁を踏まえて再度質問する、という形でやってきましたけれど、それでも執行部との議論とはなかなかいかないままだったように思います。
「議場に入ると空気がよどんでいる」とよく言っていましたが、緊張感にかけているのは事実ではないかと思います。
傍聴されている方からは、突っ込みが足りない、といつも叱られていましたが、答弁は、あらかじめ用意されている範囲を超えてはならない、という決まりがあるかのようなやりとりでした。
例外は、市長に対しての質問で、以前は質問に対して納得してくれた市長が「前向きに検討してみる」と答弁し、実際に施策として取り入れられたこともあったように思います。
もちろん、何度か質問を重ねているうちに、実行に移された施策もあることはあるのですが−。
議会改革の中で、やりとりを分かりやすくするために一問一答式も取り入れられるようになりました。質問しやすくなると思いきや、一括質問一括答弁のときよりもさらに、具体的に細かい質問趣意書を出すことを求められました。
「無理でしょう、答弁も分かっていないのに−」とあらがいましたが、「質問が分からないと答弁がまとめられない」と押し問答を繰り返すばかり。
実際には通告の趣意書から質問の順序が変わったり、趣意書になかった質問をしてしまうこともあったのですが、力不足もあり、議場で不完全燃焼の日々が続いたままだったことが少しだけ残念です。



