この二つについては「告訴団」のブログに詳細が報告されています。
また、この告訴に伴って提出されている上申書についても、このブログにアップされていますので、是非、ご覧ください。
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
院内集会には、参議院議員会館に250名を越す人たちが集まりました。
大震災が起こる9年も前の2002年に、電事連が「津波に関するプラント概略影響評価」という報告書の中で、大地震の際には福島第一原発は10mを超える津波に襲われるとしていたのに、対策には巨費を要するとして対策を先送りしていたのに、ひとたび事故が起こったとたん、「想定外」だから仕方が無かったとして頬被りすることを、いつまで赦しておくのでしょう。
これは、再稼働を進めようとしている川内原発の安全性でも、地震学者の「この地域は過去に数十メートルの津波に襲われている」という指摘に対して、「津波の高さをどのように想定するのかは、選択の問題」と言い切る再稼働推進派の態度に通じるものがあると思います。
このような感覚で、原子力発電という極めて危険な事業を進めることに怖さを覚えます。
原発事故の被害者の方々に、未だに不条理な暮らしを押しつけながら誰も責任をとらず、誰も裁かれない、こういうことがいつまで赦されるのでしょう。
過ちを犯したら償いをする、その当たり前のことができない大人が、子供たちに「道徳教育を」という資格があるのかと思ってしまいます。