私は、12時45分からの自由の森学園の「song for peace有志合唱国会前」から参加。
在校生主体の行動だけれど、OBや保護者、そして自由の森の合唱を愛する人たちがたくさん詰めかけ、娘に動画の撮影を頼まれていたのに、それもままならない状態。
でも素直な若者たちのスピーチと合唱に心打たれました。
あとで録画が公開されるとのことで、興味のある方は是非ご覧ください。
なぜ、「歌」なのか。について実行委員の1人が「沖縄の辺野古の座り込みで、人生をかけて必死に基地建設反対の抗議をしているのに、それをせせら笑うように対峙する防衛局の人たちに衝撃を受け、しかし、抗議行動をしている人たちが島唄を歌い、踊っているときの生き生きした笑顔に、歌の力を感じたから。怒りをぶつけるだけでなく、歌声で思いを届けることもできるのでは」というような意味のスピーチをしていました。
さらに、「本当は自分はだれも憎みたくない。むしろ愛するようになりたい」と、自由の森創立30周年のときに生まれた合唱「世界がいつか愛で満たされますように」を歌ってくれました。
「民衆の唄」も「ケセラ」も良かったけれど、とてもレアな歌だけれど、やっぱり何度聴いても涙の出る「ヒロシマの有る国」でを唱ってくれたのはうれしく思いました。以下でその曲を歌う動画を見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=QCUDlaVQX3g&feature=youtu.be
「ヒロシマの有る国で しなければならないことは ともる戦の火種を消すことだろう」とこの曲の結びにあるように、そして今日参加した多くの若者たちや若いお母さんたちのスピーチにあったように、「戦争のできる国ではなく、戦争をしないことで、世界中の人たちと平和に暮らせる国になること」を求める多くの国民の思いを,政治家はしっかり受け止めてほしいものです。
「それは理想論」といなすのではなく。理想はいいことなのだから、それを実現する努力にエネルギーを注ぐのが常道だろうと、若者たちは突きつけているのです。