2015年08月31日

戦争しない国をつくりたい若者たちの思いをしっかり受け止めたい

 作日の「戦争法案反対国会大包囲」、12万人もの人々が集まったとのことで、国会正面前の道路は1時間もたたないうちに車道に人々がなだれこみ、開放状態になりました。

 私は、12時45分からの自由の森学園の「song for peace有志合唱国会前」から参加。
 在校生主体の行動だけれど、OBや保護者、そして自由の森の合唱を愛する人たちがたくさん詰めかけ、娘に動画の撮影を頼まれていたのに、それもままならない状態。
 でも素直な若者たちのスピーチと合唱に心打たれました。

 あとで録画が公開されるとのことで、興味のある方は是非ご覧ください。
 なぜ、「歌」なのか。について実行委員の1人が「沖縄の辺野古の座り込みで、人生をかけて必死に基地建設反対の抗議をしているのに、それをせせら笑うように対峙する防衛局の人たちに衝撃を受け、しかし、抗議行動をしている人たちが島唄を歌い、踊っているときの生き生きした笑顔に、歌の力を感じたから。怒りをぶつけるだけでなく、歌声で思いを届けることもできるのでは」というような意味のスピーチをしていました。
 さらに、「本当は自分はだれも憎みたくない。むしろ愛するようになりたい」と、自由の森創立30周年のときに生まれた合唱「世界がいつか愛で満たされますように」を歌ってくれました。
 「民衆の唄」も「ケセラ」も良かったけれど、とてもレアな歌だけれど、やっぱり何度聴いても涙の出る「ヒロシマの有る国」でを唱ってくれたのはうれしく思いました。以下でその曲を歌う動画を見ることができます。
 https://www.youtube.com/watch?v=QCUDlaVQX3g&feature=youtu.be

 「ヒロシマの有る国で しなければならないことは ともる戦の火種を消すことだろう」とこの曲の結びにあるように、そして今日参加した多くの若者たちや若いお母さんたちのスピーチにあったように、「戦争のできる国ではなく、戦争をしないことで、世界中の人たちと平和に暮らせる国になること」を求める多くの国民の思いを,政治家はしっかり受け止めてほしいものです。
 「それは理想論」といなすのではなく。理想はいいことなのだから、それを実現する努力にエネルギーを注ぐのが常道だろうと、若者たちは突きつけているのです。
posted by ふくろう at 18:47| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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