で、本日は、FBのちょっと前の書き込みを。
9月の最終日の落日は、すっかり秋のものに変わった雲を茜色に染めています。
このところ、「自立援助ホーム」の若者たち・巣立っていった若者たちや、「生活困窮者」と言われる人たちの支援の問題点、といったとてもとても重い問題と向き合うことが続きました。
国の舵取りをしている人は「1億総活躍時代」というアドバルーンを、高々と掲げました。
活躍したくても身動きできない人たちがこれだけいる現状の中で、どうやってすべての国民が活躍する時代をつくろうとしているのでしょうか。具体的な道筋を示してください。
政治の役割は弱い立場の人たちを救い、支えること、と教えられてきました。
しかし、いつしか、税収が上がらなければ福祉は充実できない、と言われるようになりました。そうやって進めてきた経済政策が格差を広げ、「自己責任論」が横行する中で、もがいてももがいてもはばたけない人たちが増えています。
株価を上げることに血道を上げても、決して多くの国民の暮らしがよくなるわけではないことを、今こそきちんと見直してほしいと思うのです。
隣人が辛い思いをしたり、苦しい状況を抱えたりしている中で、自分だけが幸せだと思えない、そんな社会を求めることはできないのでしょうか。