2015年11月28日

神様の仕事に脱帽

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 玄関先の隅っこに、小鳥が植えていってくれた南天の葉が一枚、紅葉していました。
 今年は、桜も欅も、満天星も、なんだか紅葉仕切らないうちにハラハラと散っているような、ちょっともの足りない秋でした。庭のいろは紅葉もまだ紅葉していません。それだけに、(写真ではそれほどでもありませんが)、この一枚の葉っぱに息をのむ思いがしました。

 先週の体験です。
 検診でひっかかり、大腸癌検査をするように指示がありました。
 検査そのものは、感激的でした。団地内に新しくできた病院の若い爽やかな消化器外科の担当医の、ユーモアあふれる声かけを聞きながら、カメラのいく先々の自分の大腸を見て、感動! こんなに神秘的なシーンはめったにみることができません。そして、綺麗なピンク色をしていてヒダヒダのある大腸に、たくさんの血管がはりめぐされていて、よくもまあ、67年間も働いてくれたものだと、感謝したいほどの気持ちでした。
 お医者さんによれば、「まだ若いからね」とのことですが、検査対象の中では若い部類に入るのでしょうか。
 私、ちっとも腹黒くないじゃん! あ、腹部には大腸以外の臓器もあるんでしたね。

 昔、「ミクロの決死隊」という映画を見たときの感動を思い出しました。SFの世界かと思ったら、今は内視鏡という決死隊が、もう自分の体の中を見せてくれる時代なのだと、改めて感服です。

 神様って、とっても精巧な仕事をしてくださるのですね。改めて、体を労らなければ、と思ったものです。

 しかし、しかし−、のど元過ぎれば−。大量の下剤で強制的に大腸を洗い、その後、ちっちゃなちっちゃなポリープをとったので、絶食プラス点滴。
 当然、体力が落ちているはずなのに、自分の体力を過信して、退院直後の午後から仕事に追われていたため、どうもそのつけが回ってきています。

 月曜日を過ぎたら一段落なので、しばらく養生しつつ過ごさなければ、と思っています。
posted by ふくろう at 16:45| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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