夏を思わせる強い日差しの中でしたが、子どもたちは元気いっぱい。すごいエネルギーですね。
変わったと思うのは開会式。今回も、たくさんの地域の方々が応援に駆けつけてくれ、長くなりそうな来賓紹介の時には、子どもたちを座らせる配慮が。自校のPTAの役員紹介は省いていました。
公開授業なども含め、できるだけ、学校の様子は参観させて頂こうと思っています。
本日は、中学校の文化祭。 クラス毎の合唱は、それぞれのクラスの持ち味が出るものです。
合唱前のクラス紹介にもそれは現れていて、なかなかやるジャン、現代っ子たち、という印象です。
午後1番の吹奏楽では、趣向を凝らし、先生方に出演を依頼しての「オリジナルメドレー」。ピンクレディなどに扮して、振り付けも巧みに歌う先生たちにも脱帽。
もう少し、吹奏楽部の見事な演奏を堪能したい思いもありましたが、これはこれで、生徒さんたちの実行委員会の創意工夫でしょう。
ホール前の、作品展示も見事です。
2年生の個人個人が作成した壁新聞は、中学生らしく、環境問題あり、歴史を題材にしたものあり…。
レイアウトやタイトル文字等、ビジュアルにも気を遣った素晴らしい作品が並んでいました。
はつらつとした生徒さんたちの姿を見ながら、男女やクラスの人数のバランスなどが気になります。もしかしたら、在籍していても、この場に加わっていない生徒さんもいるんじゃないか、そんなことが頭をよぎります。
議会最終日、「『いじめ・不登校対策』に対する措置を求める意見書」に、質疑の上で、たった一人、反対しました。
求める措置というのが、以下の3点です。
1 第三者機関による「(仮称)いじめレスキュー隊」を設け、子どもや親などからのSOSに瞬時に対応し、まず「いじめられている子」をも守り、孤独感、疎外感から解放。その後、学校関係者と、いじめる側、いじめられる側との仲立ちをしつつ、最終的には子ども同士の人間関係、“絆”の回復を図ることを目的とする。
2 NPO法人による不登校のためのフリースクールなどを活用して、地域の中に子どもが安心できる居場所として「(仮称)ほっとステーション」を設置、そこへ通うことを授業出席とし認定する仕組みをつくる。さらに「ほっとステーション」から学校へ戻れるようにする。
3 教員志望を学生等を家庭や学校に派遣する「メンタルフレンド制度」を。メンタルフレンドが子どもの良き話し相手、相談相手となることで、子どもたちに安心感を与え、子どもたいtの人間関係修復に役立つなどの効果を上げている。この制度を全国で実施するようにする。
一見良さそうな施策に見えますが…。
私の質疑のポイントは。
1 いじめが深刻な問題になっているのは、子どもからSOSを発することなく、ある日突然、自ら命を絶つ例があること。
SOSさえ発信してくれれば、解決の糸口は見つかるはず。
財政的な措置を求めるのなら、今、最も必要なのは、SOSを発することのない子どもの変化に築き、ケアすることができる専門家を、各学校に派遣するとか、先生方に、さらなる研修の機会を与えるようなゆとりを持たせることでは?
2 不登校の子たちの存在が取り上げられるようになって、30年近く。
やっと、「学校に行かないのは問題」、「学校へ行けない子はダメな子、わがまま」と言った見方から、「学校へ行けないときは休んでいいよ」という見方に変わってきたのに…。
フリースクールは、当事者が中心になって「たまり場」などを経ても、なおかつ学校に戻る、という選択をしなかった(もしくはできない)子たちの第2の居場所として機能しているのに、そこに「学校に戻す」ことを前提とした居場所をつくるのは、非常に問題がある
「メンタルフレンド制度」については、必ずしもいじめられている子やいじめている子、不登校の子だけを対象にするのではないとのことだったので、納得はしましたが…。
2度目の質問で絶句しました。
「この意見書を出すに当たって、当事者の方々の声は聞きました?」
答弁であがったのは、「東京シューレなど」とのこと。
東京シューレの奥地さんがこの意見書を見たら、どんな意見が出るのか、想像がつきます。
「嘘でしょう」と言いたくなるのをじっとこらえて、3度目の質問はやめました。
実態を知った上で、本当に当事者が求めている施策を求めてほしい、1地方議会が国に提出する意見書ですが、そのくらいの責任感は持ちたいと、ただひとり、反対しました。



